NHKスペシャル沖縄戦全記録

  • 2015.06.15 Monday
  • 19:26
 昨日のNHKスペシャル、沖縄戦全記録を見た。日本軍や沖縄住民の証言だけでなく、アメリカ軍の映像フィルムや証言テープなども交えていろいろな角度から実態に迫っていた。
とても重い番組であった。日本軍は沖縄の人達を守らなかった。そればかりでなく住民を盾にしていた実態がうかがえる。アメリカ軍といえば、最初は住民の犠牲を極力避ける方針を掲げていたにもかかわらず、最終的には無差別攻撃になっていく。あまりに悲惨な映像や証言を見聞きするにつけ、胸が締め付けられる思いがした。アメリカ兵からの視線も紹介されていた。日本兵と沖縄住民との区別は付け難く、やらなければやられる。たくさんの住民たちの悲惨な死体を見てアメリカ兵も精神の呵責に苛まれる。それは戦争が終結した後も癒えることはない。いろいろな形での被害者がいる。ただ一番の被害者は戦場になった沖縄住民に間違いはない。国家は国民を守らない。正義の戦争はない、戦争そのものが悪だということを改めて強く確信させられた。天皇陛下のペリリュー島訪問、私たち同様この悲惨な戦争は二度と繰り返してはならないという願いだ。集団的自衛権によって派兵することは反対せざる得ない。
武器の先には誰であれ最終的には人に向かって放たれるものだから。
コメント
NHKスペシャル、沖縄戦の再放送を見ました。まさに、本土防衛の捨て石になったわけですね。これほど残酷で凄惨な状態だったとは思いもよりませんでした。原爆を除いて、空からの爆撃ならまだ逃げ延びる可能性はありますが、兵隊たちが50mもの火柱を出す火炎放射器を携えて上陸してきたら、もうどうしようもないですね。降参以外に助かる道はありません。32部隊の司令官で、一般人に対しても、戦って死ねと命令した、長勇(ちょういさむ)という人物、かっとすると、すぐ刀を抜く輩です。豪放な人物とたたえる人間もいましたが、そういう人達こそ、全く信用できません。結局人の命の大切さを一顧だ にしない人種なのです。当時、荒んでいて、こんな軍人ゴロゴロ いたん だろうな。このような記録を見せられると、決して昭和天皇さえも責任がないとは言えないなと思ってしまいます。
50mもの火柱を出す火炎放射器を人間に向け焼き尽くす。核兵器同様、これほど残酷な兵器はありません。18日に国会前で安全保障関連法案に反対する集会に参加した瀬戸内寂聴さんの記事を読みました。「最近の状況は寝ていられないほど心を痛めていた。どうせ死ぬなら、本当に怖いことが起きているぞと申し出て死にたい」「最後の力を出して戦争に反対する行動を起こしたい。国会前で抗議の座り込みをしてもいい」「1922年生まれの私は、いかに戦争がひどくて大変か身に染みて感じた。戦争にいい戦争は絶対にない。すべてひと殺しです」などとマイクを握って語った。とありました。共感すると共に93歳というこの御歳で偉いなと深く感動しました。
  • 高橋義博
  • 2015/06/19 11:42 AM
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