ドキュメンタリー番組を見ていたら・・・。
- 2017.02.12 Sunday
- 19:37
昨日の夜、いつものように何気なくテレビのリモコンで各局の番組をザッピングしていた。
突然、歩くのもままならぬヨレヨレのおじいさんが画面に現れる。なんだこれは、そこで暫くテレビのリモコンを置くことになる。
ETV特集「その名は、ギリヤーク尼ヶ崎 職業 大道芸人」を見る。
番組の内容と詳細は以下、(コピペです)「伝説の大道芸人と呼ばれるギリヤーク尼ヶ崎、86歳。去年の夏、“人生最後の踊り”と向きあった。パーキンソン病を患い、満身そういの状態でなぜ踊るのか。その日々を追う。全国の路上で踊り続けてきたギリヤークさん。長年続けてきた10月の新宿公演が人生最後の舞台になるかもしれない。共に暮らす弟と二人三脚の日々が始まった。腰は極度に曲がり、手の震えは止まらない。下された診断は身体が次第に動かなくなるパーキンソン病だった。誰もがいつか向きあう老いと病。捨てきれない芸への狂気。人生の総決算を突きつけられた時にどうするのか。ギリヤークさんが再び舞うまでの3か月の記録。」
ギリヤークさんの大道芸である踊りへの執念に驚きと感動を覚えると共に弟さんの影のフォローにも心を動かされました。自然にゴッホと弟テオの関係が頭をよぎります。
そしてここからは個人的な思い出なのですが、番組の中で大道芸人仲間でチラッと出てくる「おちゃっぴーほりこし」さん。なんとなくどこかで聞いたことがある名前だな。実は私の息子(三男)が幼稚園か小学校低学年の頃(現在28歳)、深谷市の大型屋内プールでおちゃっぴーほりこしさんのバルーン芸を見たことがありました。息子に大変うけていて当時ひとしきりその話題で盛り上がっていたことを思い出しました。
そしてそれが暫く三人の息子たちとの幼い頃のいろいろな思い出に浸るきっかけになりました。
心の中で自問自答。「ちゃんと子育てできていたのかな。」「まあまあか。」
現在は外で暮らしている息子(三男)に今度会ったら聞いてみよう「おちゃっぴーほりこし」覚えてるか。
最近撮った空の写真を載せておきます。
子供の成長も早いですが、親が老いるのも早いです。
ギリヤークさんを見習っていつまでも生きがいを持っていたいものです。
さて、よく体全体を白塗にして、舞踏に没頭する集団がいるよね。ギリヤークさんもそういった傾向の人なのかなあ。ギリヤークという言葉は、アイヌと同様北海道及び北方4島の少数民族を意味するみたいだから、そちらの出身かも。舞踏家というものは自分の体1本で勝負しているから思い入れは強いよね。それから、風船職人さんを話題にして子供たちと会話を深める事も、いい事なんじゃないの。
消費国家の中国でスマホメーカーの躍進が凄いと何かでやっていました。iPhoneやサムスンに追いつけ追い越せの勢いだそうです。しかも今はもう安かろう悪かろうではなく、技術的にもかなり向上しているようです。恐るべし中国です。
ギリヤークという言葉にそのような意味があるとは知りませんでした。舞踏家と言えば昔ニジンスキーの手記という本を読んだことを思い出しました。一流のバレエも見てみたいものです。
20年以上前に子供を連れて行ったプールでたまたまおちゃっぴいほりこしさんが風船芸をやっていました。ピエロの格好をしていたと思いますが、今回のテレビではかなりのオジサンでした。プールではしゃいでいた子供たちの情景を思い起こしました